昨日、真夏日の東海大学キャンパスで、学生有志のグループBeijo-Me-Liga主催のブラジル北東部の伝統的なお祭り「フェスタジュニーナ」が開催されました。
Beijo-Me-Ligaのみなさんが紡ぎ出す場のすばらしさは、ふとした瞬間にも垣間見えます。
お昼休みは緑涼しげな屋外の談話スペースで、ブラジルのソウルフードがふるまわれました。食べ始めている人たちもいれば、並ぶのも忘れておしゃべりに興じている人たちも。暑い中、延々と、給仕してくれるスタッフのみんな。すでに食べ終わった人たちの中からは、ギターが鳴り出して歌が始まる。そこに加わる人たちもいれば、一瞬振り向くけどそのままま語らいに戻っていく人たちも。それぞれが、なんてことない、かけがえのないそのときを過ごしていて、ゆるやかにつながっていて。
フェスタには岐阜や茨城のブラジル人学校のみなさんをはじめ、日本各地からたくさんの方たちが、また世界各地からの留学生も参加しました。これだけ大規模のイベントは、おそらくBeijoも久しぶりで、ただでさえロジを回すのにひと苦労だろうに、朝からの猛暑で、各プログラムの会場をキャンパス内のどこで行うか、刻一刻と変更が起きていく中、機材の運搬やら各場所での飲み物の供給やら、本当に大変だったと思います。が、ピリピリ感がただよわず、やわらかーいムードはさすがBeijoのみなさん。楽しみながら、軽やかに力を注ぐ、その伝統は引き継がれてきてるなあと思ったら、ジーンとしてしまいました。
ちっちゃい頃から来ていた子たちがおっきくなって、今のちっちゃい子たちを見てあげたりするその様が、なんとも愛おしかったり、過去のキャンプで出会って家族になったカップルのジュニアがきてたり、いろんな意味で感慨深く、長いこと関わらせてもらってることに、あらためて感謝。
ビオダンサは、今回は午前中しょっぱなに、アイス・ブレイク的な短めのクラスを。久しぶりなのもあって、最初はどうかなあと思っていましたが、音楽が鳴って動き出すと、みんなの中の、なんでもいいから、一緒に弾みたいという衝動がスパークしていって、うれしかったです☆彡
(内田佳子さんのFB/2022.06.27.より、許可をいただいて転載しました。)